くさのめ工房 ゆったり小袖生活 江戸ふだん着物/着る物図巻/タッツケ袴
小袖生活
着る物図巻
乗馬スボンのような袴
足元スッキリ、動きやすい
昔、日本に流行っていたスタイル
tattuke-h
2013/08/02
タッツケ袴(はかま)とは
たくさんの袴の中の、一つです。
小袖や半着と
組み合わせて着る、
パンツスタイルです。
膝から下を、
細く作っているのが特徴。
脚絆(きゃはん)の一部を兼ねる
デザインが元になっています。
布が絡まないので
足さばきが楽なこと!
動きやすいデザイン。
そして、使う布が少ないこと。
「裁つ・付ける」意味。
貴重な布を大切にする、
先人の知恵いっぱいの袴です。
袴は、マチがたっぷりとあり、
腰回りも、ゆったりした、
和風乗馬スボンです。
仕事着として近代まで、
日本の各地で、活躍した袴。
青森の女性は、
オシャレな刺し子のタッツケ袴で、
農作業をしていました。
東京では、
実物を見る事ができます。
現在は、会津地方に
「さるっぱかま」「ゆっこぎ」など
仕事着の系譜の名残があります。