くさのめ工房 ゆったり小袖生活 江戸ふだん着物/着る物図巻/小袖
小袖生活
着る物図巻
まるでワンピースみたい
動きやすい着物・小袖
その特徴は…
2013/08/04
kosode_wear
小袖の特徴
小袖は、おはしょりのない着物。
対丈(ついたけ)よりも、
少しゆとりがある丈の着物です。
身幅も広く、ゆったりして、
体の動きにゆとりがあります。
両手を上にあげたり、
アグラをかけるくらいに、
ゆったりしています。
自由に動いても、
着崩れをしない形の着物です。
小袖を着る時の特徴は、
従来の襦袢(じゅばん)の代わりに、
半着(はんぎ)を着ること。
その上に小袖を着ます。
洋服に例えると、
半着がシャツ、
小袖はワンピースの感じです。
単衣(ひとえ)の小袖を重ね着します。
半着や小袖を重ねて着ると、
冬は暖かく心地よく過ごせます。
それは、まるで
十二単(じゅうにひとえ)のように。
そして、
夏はゆとりある空間に風が入り、
とても涼しく過ごせます。
すだれを全身にまとって、
日差しも遮る効果があります。
一年を通して、
日本各地の気候・風土に合わせて、
快適に過ごすことが、
簡単にできる着物です。